黒部市議会 > 2022-09-05 >
令和 4年第5回定例会(第1号 9月 5日)

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  1. 黒部市議会 2022-09-05
    令和 4年第5回定例会(第1号 9月 5日)


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    最終取得日: 2023-06-13
    令和 4年第5回定例会(第1号 9月 5日)   令和4年第5回黒部市議会9月定例会会議録 令和4年9月5日(月曜日)                 議事日程(第1号)                              令和4年9月5日(月)                               午前10時00分開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 議員提出議案第3号 黒部市議会委員会条例の一部改正について         (提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、表決) 第4 議案第58号 令和4年度黒部市一般会計補正予算(第3号)    議案第59号 令和4年度黒部市牧場事業特別会計補正予算(第1号)    議案第60号 令和4年度黒部市病院事業会計補正予算(第1号)    議案第61号 黒部市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等           に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関           する条例の一部改正について    議案第62号 黒部市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について    議案第63号 黒部市営駐車場条例の一部改正について
       議案第64号 黒部市重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正について    議案第65号 黒部市道吉田4号線整備事業に伴うあいの風富山鉄道線黒部・生地           間吉田踏切新設工事委託に関する基本協定の締結について    認定第1号  令和3年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について    認定第2号  令和3年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に           ついて    認定第3号  令和3年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定           について    認定第4号  令和3年度黒部市発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認定第5号  令和3年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定につい           て    認定第6号  令和3年度黒部市牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認定第7号  令和3年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の認           定について    認定第8号  令和3年度黒部市病院事業会計決算の認定について    認定第9号  令和3年度黒部市水道事業会計決算の認定について    認定第10号 令和3年度黒部市簡易水道事業会計決算の認定について    認定第11号 令和3年度黒部市下水道事業会計決算の認定について    報告第11号 令和3年度決算に係る健全化判断比率等の報告について    報告第12号 専決処分の報告について           (損害賠償の額の決定)    報告第13号 専決処分の報告について           (損害賠償の額の決定)             (19件 提案理由説明、3件 報告) ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の出席議員   18人     1番 家 敷 誠 貴 君         2番 古 川 和 幸 君     3番 谷 村 一 成 君         4番 中 野 得 雄 君     5番 大 辻 菊 美 君         6番 柳 田   守 君     7番 助 田 要 三 君         8番 金 屋 栄 次 君     9番 柴 沢 太 郎 君        10番 成 川 正 幸 君    11番 高 野 早 苗 君        12番 中 村 裕 一 君    13番 木 島 信 秋 君        14番 辻   靖 雄 君    15番 伊 東 景 治 君        16番 橋 本 文 一 君    17番 辻   泰 久 君        18番 新 村 文 幸 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の欠席議員    なし ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 説明のため出席した者  市長部局   市長                武 隈 義 一 君   副市長               上 坂 展 弘 君   総務管理部長            魚 谷 八寿裕 君   市民福祉部長            霜 野 好 真 君   産業振興部長            高 野   晋 君   都市創造部長            山 本 浩 司 君   防災危機管理統括監総務課長     島 田 恭 宏 君   市民福祉部理事健康増進課長     平 田 千 秋 君   産業振興部次長農業水産課長     平 野 孝 英 君   都市創造部理事上下水道工務課長   廣 木 敏 之 君   会計管理者             高 本   誠 君   総務管理部理事企画情報課長     林   茂 行 君   総務管理部次長財政課長       川 添 礼 子 君   総務課主幹行政係長         吉 田 雅 之 君  市民病院   市民病院事務局長          長 田   等 君   市民病院事務局次長総務課長     池 田 秀 之 君  教育委員会   教育長               中   義 文 君   教育部長              藤 田 信 幸 君   教育委員会事務局次長学校教育課長  小 倉 信 宏 君  監査委員               浦 田 教 順 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 職務のため議場に出席した事務局職員   議会事務局長            柳 原 真美代 君   議会事務局次長議事調査課長     佐々木 隆 一 君   議事調査課主幹           宮 崎 香 織 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○(一般質問通告)  一般質問(代表) ■自民同志会 新村文幸議員  1 武隈市長の政治姿勢について   (1)ロードマップ(工程)的なことを思い描かれていると思うが、当面の取組みと      して、どこに軸足を置き、何を優先的に、どのような方法で進めていこうとし      ているのか伺いたい。   (2)現在の黒部市職員の資質や能力をどのように評価しているのか、また、市長と      職員の関係は、どのような形が望ましいと考えているか   (3)全庁一丸となって取組みを進めていくために、これからどうしていこうと考え      ているのか 一般質問(個人) ■15番 伊東景治議員  1 芸術・文化を通しての姉妹都市交流について   (1)音楽における姉妹都市交流について      過去には、「国際交流音楽祭」として姉妹都市のメーコンやスネークから市民      合唱団が来市し、「黒部で第九を歌う会」と一緒にベートーベンの第九を歌い      交流を深めたものです。1996年と1998年にメーコンからの合唱団16      名、1997年と2004年にスネーク市の合唱団と第九を歌い交流を深めた。      デ・フリース市長が来市されるときは、ぜひ「国際交流音楽祭」としてスドウ      ェスト・フリースラン市民の皆さんと一緒に第九を歌いたいものである。民謡、      合唱、器楽演奏など音楽による幅広い市民交流が可能と思われるが市長の考え      を伺う。   (2)短歌や俳句における姉妹都市交流事業について      短歌や俳句の題材を求めて、名所・旧跡などに出かける、いわゆる吟行は、そ      れぞれの土地、地域の自然や歴史、文化を学ぶ上でも交流事業として適してい      ると思われるが、市長の考えを伺う。   (3)黒部市では、11月7日から3日間の大崎市への訪問団を募集している。姉妹
         都市提携1周年記念ということで、経費の個人負担は半額の約4万5千円との      ことであり、多くの応募者があるものと期待したい。この際、姉妹都市交流事      業について、黒部市芸術文化協会や各種団体と検討してはどうか。  2 防災・減災について   (1)大崎市の大雨では気象情報、防災情報などの情報伝達は本部と住民の間でスム      ーズに行われたのか。   (2)大崎市の大雨では住民への被害はなかったのか、避難行動は防災情報等に基づ      き整然となされたのか、避難先での生活はどのような状態であったか。   (3)国や県、市といった河川管理者相互の連携の大切さを実感したとのことですが、      現地では具体的にどのような連携がなされたのか。   (4)台風シーズンを迎える時期であり、黒部川をはじめ本市を流れる河川の対策に      参考となる調査であったのか。  3 安全・安心なまちづくりについて   (1)安全安心な通学路の確保について      3月議会の橋本議員の質問にもあったが、清明中学校付近にある「あいの風と      やま鉄道」の踏切が狭く、踏切を渡る生徒は、特に朝の登校時は車の通行も頻      繁で非常に危険である。踏切道改良促進法の指定を受け工事に着手できるよう      鉄道事業者との協議を早急に進めるべきである。地元からも強い要望がある。      3月以降進展はあったのか。   (2)道路わきの用排水路への落下防止のためのガードレールや安全柵の設置につい      て      市内には、歩道が狭く用排水路へ転落する危険な道路はたくさんあると思われ      る。ガードレールや安全柵の設置について、設置基準を定めて、基準を満たす      道路より優先的に計画し設置してはどうか。 ■2番 古川和幸議員  1 地域観光について   (1)大型観光企画DC等について、市長の考えを伺う。      (7/21に富山・石川・福井県の3知事が石川県に集まり会談)   (2)金沢市長:村山市長と7/26に会談された内容等について   (3)宇奈月温泉開湯100周年事業及び黒部ルート一般開放においての体制につい      て伺う。   (4)本市内の観光施設(KOKOくろべ)について伺う。  2 地域における介護保険サービスについて   (1)地域包括ケアシステムについて、当局の考え方を問う。   (2)介護サービスによる地域格差について伺う。   (3)デイサービス(休日対応)について伺う。  3 図書館運営について   (1)現在の市立図書館2施設 黒部市立図書館黒部市立図書館宇奈月館の貸出利      用者と入館者数等の現況を伺う。又、市内における図書館に関するそれぞれの      特徴、コンセプトについて伺う。   (2)司書(専門職員)の配置について伺う。   (3)(仮称)くろべ市民交流センターの名称について伺う。   (4)新しい図書館の開館に向けての事業計画について伺う。   (5)新しい図書館についての移行計画について伺う。 ■16番 橋本文一議員  1 あいの風とやま鉄道黒部周辺都市施設整備事業と生地駅移転について   (1)これまであいの風とやま鉄道黒部周辺都市施設整備事業について基本計画や      周辺パース図等が議会に全く示されていないまま予算だけが計上されるのはな      ぜか。   (2)第2次総合振興計画前期基本計画に盛り込まれている、あいの風とやま鉄道黒      部駅周辺都市施設整備事業の概要と現在の状況は、どうなのか。   (3)今議会に駅東西連絡自由通路等設計業務委託費8400万円が計上され、全      額が繰越明許費になっている。東西連絡自由通路駅周辺整備を合わせた概算      事業費はいくらなのか。   (4)6月議会、中野議員の質問で生地駅の地元地区やYKK株式会社商工会議所      などが中心となって進めている生地駅周辺活性化事業について、市長は総合振      興計画後期基本計画に記載するとの答弁だった。改めて生地駅周辺活性化促進      協議会から示された事業費について、うかがう。   (5)本市にある、あいの風とやま鉄道の2駅を整備するとなれば、数十億円の膨大      な事業費が必要となる。本市は新幹線駅周辺整備以来大型公共事業を進めてき      た。大型公共事業が地区要望を減少させた感があると思う。今後は、身近な生      活道路等の改修等を最優先に取り組むことが重要だと思うが、どうか。  2 出し平ダム・宇奈月ダム連携排砂について   (1)今年の連携排砂は、出し平ダムの目標排砂量は約17万立方メートル想定変動      範囲を約8万から26万立方メートルとされていた。      6月から8月の排砂可能期間に降水量が少なく連携排砂ができなかった。6月      議会でも述べてきたが、国土交通省は140万立方メートル以上の土砂が毎年      運ばれてくるとしている。大量の土砂を6月から8月の期間に、年に1回排砂      するのではなく、一定の出水のたびに排砂・通砂等の実施を土砂管理協議会に      働きかけるべきでないか。   (2)来年度は、4年度排砂予定の土砂と新たに堆積する土砂を合わせ、大量の土砂      を一気に排砂することになる。市長は土砂管理協議会にどのように臨むのか。  3 扇状地に生息する水生生物の調査と保護について   (1)かつて黒部の扇状地下流域には多種多様な生物が生息していた。特に『絶滅危      惧種第二類』であるメダカや『希少種』オオタニシの生息地を把握しているの      か。   (2)生息地が、「パークゴルフ場」や「道の駅KOKOくろべ」等の公共事業の開      発によって失われた。扇状地の豊かな自然は、市の大切な資源であり宝である。      失われたふるさとの自然、特に扇状地の水生生物などの調査を行い、いなくな      った生物などがもどれる環境を守り、メダカ・ナマズ・オオタニシ・ドブガイ      など、現在も生息している場所の環境保全に取り組むべきではないか。   (3)以前、浄化センターの池に特定外来生物であるカダヤシを大量に放流し飼育を      していた苦い過去がある。現在浄化センターの池や周辺の河川はどうなってい      るのか。   (4)幸いにも、黒部に絶滅危惧種第二類であるメダカが生息している。小学校の理      科において、メダカの観察などがある。黒部市に生息しているメダカで勉強す      ることによって、ふるさとの環境、地球環境を真剣に考えていく子供たちを育      てる大きな意義があると考えるが、どうか。 ■12番 中村裕一議員  1 地域防災力の充実強化について   (1)消防団員数の現状について      消防団員は消防本部や消防署と連携し、災害や事故の発生に際し、いち早く最      前線に赴くことで地域防災力の中核を担っている。消防団員なり手不足の一      因であった消防団員の処遇改善のため、令和3年度に年額報酬や出動手当を引      き上げたところである。現在の消防団員の定員、実員、充足率と増減傾向につ      いて伺う。   (2)消防団員の確保対策について
         消防団は、地域密着や即時対応、要員の動員力に特徴があるが、その機能を生      かすため、地域で必要な消防団員数を確保しなければならない。しかし、少子      高齢化のほか、サラリーマンが増え、しかも勤め先が離れていること、コミュ      ニティが希薄化し、「自分たちで守るんだ。」という気持ちを持つ人が少なく      なったことから団員の増員は難しくなっている。団員を十分に確保しなければ      ならないことがはっきりしているが、どのような手立てを講じられているのか      伺う。   (3)地域リーダーの育成について      本市の現状における自主防災組織の結成率は100%です。一方で、自主防災      組織は自治振興会、町内会とほぼ重なっているため、自治振興会、町内会の課      題がそのまま組織の課題に直結する。いざという時に必要な活動ができるよう      にするためには、日頃から、住民の皆さんが地域の災害のことについて一緒に      勉強したり、訓練したりして、一つにまとまっていることが大事である。その      ためには、リーダーを養成することは大変重要なことであるが、防災士の育成      状況について伺う。   (4)防災対策の再点検について      市長の抱負の一つに、防災対策を再点検するとありました。「黒部は災害が少      ないと感じている市民もいるが、東日本大震災ではハザードマップの安全箇所      が危険だった例もある。市民の皆さんの生命に関わる大事なことなので、地域      防災計画を再点検の上、必要であれば追加や拡充の対策を取る。」という内容      である。地域防災力の充実強化に向けて、これからのやり方を明らかにし、み      んなで実行していくことが大事だと思うがいかがか。  2 あいの風とやま鉄道黒部周辺都市施設整備事業について   (1)都市施設の全体計画について      令和元年度策定の基本計画における都市施設、「東西連絡自由通路」、「駅西      広場」、「駅西駐車場」それぞれの概要について、具体的にイメージできるよ      う規模や配置計画を伺う。   (2)整備スケジュールについて      整備手法について、これら都市施設は一体的に着工し、一体的に完成するのか、      それとも個別に順序立てて着工するのか、その場合、供用開始は個別か全体が      完成してからとなるのか伺う。その上で、年次計画について、総合振興計画に      おいてこれからの検討をしているのであれば、工事期間全体が何年間で、1年      目に何、2年目には何、そして何年目に供用開始と計画しているのか伺う。   (3)整備期間の考え方について      平成27年度の構想から令和2年度の基本計画策定までに5年、そして、最短      で令和5年度に着工したとしても供用開始までには恐らく10年近くかかるこ      とになると察する。民間事業と単純に比較する訳にはいかないと思うが、構想      から実現までのスケジュール感について市長の受け止め方、考えについて伺う。  3 観光交流拠点海浜レクリエーション)と湾岸道路について   (1)湾岸道路整備事業について      県が整備を進めている湾岸道路については、令和2年度より片貝川橋染を含む      黒部市石田から魚津市東町区間が事業採択され、詳細設計が進められている。      片貝川横断部においては、既設の落合橋まで大きく迅回する必要があることか      ら早期整備が望まれているばかりではなく、近年はサイクリングがブームとな      っているがこの湾岸道路は、蜃気楼ロードと直結し、海岸沿いの美しい眺望を      楽しめる富山湾岸サイクリングコースに位置づけられ、観光振興にも大きく寄      与するものと考えられる。詳細設計の進捗状況と今後の整備スケジュールにつ      いて伺う。   (2)おおしまパークゴルフ場への影響について      海岸道路の橋梁の形式や道路の線形が決定され、おおしまパークゴルフ場が真      っ二つに分断されることから、対応が必要となっている。現在の利用面の機能      が損なわれないように、コース、駐車場を移設するとしているが、道路で分断      されたコースで、各ホールを効率よく巡回できるように、どう配置し、どうい      った動線とするか工夫が必要だと考えるが、どのように計画しているのか伺う。   (3)おおしまパークゴルフ場移設スケジュールについて     湾岸道路整備工事パークゴルフ場の移設工事で相当の期間、パークゴルフ場      が利用できなくなることを危惧する。可能な限り利用制約を少なくすることが      大切である。それぞれの工事の手順と整備スケジュールについて伺う。   (4)石田漁港釣り桟橋整備事業について      石田漁港釣り桟橋は、平成6年の供用開始から28年が経過し、塩害等による      腐食や錆など、大変危険な状態となっている。今年度当初予算には、調査・実      施設計業務委託費が計上されているが、改修方法の検討を含む実施設計の進捗      状況及び整備スケジュールについて伺う。 ■17番 辻 泰久議員  1 観光振興について   (1)黒部ルートの新名称を「黒部宇奈月キャニオンルート」に決めたことへの見解      を伺う   (2)滞在型観光の推進に向け宇奈月温泉を中心に公共交通やタクシーで市内を巡る      周遊・各種体験ツアー立山黒部ジオパーク協会との連携した自然体験ツアー      の実施などを検討するとあるがその進捗を伺う   (3)スキー場を夏場のシーズンに生かす工夫とあるが具体的に案があれば伺う   (4)「人が輝き、人が人を呼び込むまち」とあるが先日金沢市の村山市長と相互連      携して金沢に集まる人の何%でもいいから呼び込みたいとの事であるが具体策      を伺う。観光素材にさらに磨きをかけ、全国の多くの方々に選ばれる地域とな      るように努めるとあるが具体的にどのようにするのか伺う   (5)千代田区と都市農村交流を行っているがその成果を伺う。また、まだまだ続け      て行くべきと思うが見解を伺う   (6)くろべで泊まろう「がんばる黒部プレミアム観光クーポン事業(第4弾)」の      応募状況を伺う。また第5弾を考えているかも伺う   (7)県への来年度重点要望で開湯100周年を迎える宇奈月温泉をはじめとする市      内観光地の魅力創出と活性化に対する景観整備及びソフト事業への支援とある      が具体的にどのようなことか伺う   (8)芸術創造センターセレネの利用状況を伺う。特にコンベンションの開催の実績      を伺う。   (9)宇奈月温泉の宿泊施設を活かしたMICEの誘致に向けた状況を伺う  2 ふるさと納税について   (1)R3年度の本市へのふるさと納税の金額、件数、返礼品の人気度を伺う   (2)本市からの流出額を伺う   (3)他の自治体への本市からのふるさと納税で本市の市民税の減収額を伺う   (4)富山市の藤井市長が専門のアドバイザーに相談するなどして寄付を増やす準備      をしていると述べておられます。本市ではこのことをどのようにとらえている      か伺う   (5)本市の返礼品の数は134件、根室市の数は2345件、魚津市は530件で      あります。8月の広報くろべによれば返礼品の募集をかけておられますがその      状況を伺う   (6)R4年3月議会で当時の総務管理部長は高野議員の質問に、寄付しやすい仕組      み作りを考えると答弁しておられますがその後の対処を伺う   (7)同じく情報発信の一層の改善を図ると答弁しておられますがその後の対処を伺      う
      (8)情報交換会や研修会を実施すると答弁していますがその後の成果を伺う ■5番 大辻菊美議員  1 ヤングケアラーの早期発見、支援につなげるための本市の取り組み状況について   (1)本市における小中学生に対してのヤングケアラーの理解の取り組み、及び、現      状について伺う。   (2)富山県ではヤングケアラーの実態、生活状況を把握するためにすべての中学2      年生、高校2年生を対象にアンケート調査を実施予定とのこと。県からの調査      だけでなく実態把握のために本市独自の調査、他の学年の調査について伺う。   (3)市職員、医療、福祉関係、教職員らにヤングケアラーの理解を深めてもらうた      めの研修実施について伺う。   (4)ヤングケアラーの社会認知度向上のため、テレビCMもよく目にするようにな      った。本市のヤングケアラーに対しての社会認知度向上のための取り組みにつ      いて伺う。  2 公共施設、男性用トイレのサニタリーボックス設置について   (1)病気や加齢が原因で、尿漏れ用パットを使っている男性が増加している。使用      パットを捨てる場所が無くて困っている。本市での公共施設の男性用トイレの      サニタリーボックス設置状況について伺う。   (2)本市では、第2次黒部市健康増進計画を策定しているが、健康状態についての      項目で、「尿漏れ」アンケート調査について伺う。   (3)全国的にサニタリーボックスを設置する動きが広まっている。県内においても      一部の自治体が公共施設の男性用トイレにサニタリーボックスを設置している。      今後の本市の取り組みについて伺う。  3 市民が集う、「黒部市総合公園」のベンチ修繕について   (1)平成元年から整備されてきた「黒部市総合公園」に設置されているベンチ数に      ついて、及び、現状について伺う。   (2)多目的広場の園路を散策していると多くのベンチが設置されている。どれも朽      ち果てていて修繕あるいは撤去しなければいけない状態である。多くの人が訪      れる公園には、いつでも一休みできるように、ベンチの修繕が必要である。今      後の修繕の予定について伺う。 ■6番 柳田 守議員  1 黒部ルートの一般開放と今後の本市観光政策について   (1)去る9月2日に開催された黒部ルート一般開放・旅行商品化準備会議において、      関西電力黒部ルートの名称が「黒部宇奈月キャニオンルート」に決定したとの      報告があったと聞く。黒部ルートは黒部峡谷鉄道の終点、欅平と黒部ダムを結      ぶ約18キロメートルの区間の物資等輸送路であるが、新ルートの名称選定に      係る経緯を伺う。また、県の発表後、市長は「黒部市に配慮していただき感謝      したい」と述べられたとの報道もあるがその意を合わせて伺う。   (2)去る7月25日、市議会観光・都市活性化振興特別委員会黒部ルートを視察      した。新ルートの安全対策工事等を担う関西電力㈱の同行・協力のもと、概ね      工事は計画通り順調に進んでいるとのことであったが、一方の柱である旅行商      品化に係る現況やプロモーション等による黒部ルートの認知度向上の取組の現      状について伺う。中でも、このコースは人数限定となる「旅行商品」であるた      め、宇奈月温泉に宿泊される人数をどれ位見込んでいるのか合わせて伺う。   (3)昨年9月議会での「黒部ルート一般開放に向けた説明会」資料では、年間最大      1万人に限定されたルートであることから、高付加価値化と商品価値(歴史・      文化・自然)に見合った価格設定、地域が誇りと愛着を持った旅行商品とする      ため、黒部ルートの魅力を広く「県民」に紹介することを基本方針とし、商品      企画の例として、電源開発の歴史等を案内するガイド付きを基本とし、①1泊      2日以上、②2泊3日以上、③インバウンド向け、④県民向け等の検討を進め      るとあったが、以降本市あるいは新川観光圏において滞在型、周遊型、専用ガ      イド等の構想をどう進められたのか伺う。合わせて現状の取組等について伺う。   (4)かねてから、市内有志の方々を中心に大作映画「黒部の太陽」と黒四発電所を      立地する黒部市との結びつけを全国に広めるべく、石原裕次郎さんの写真パネ      ル展等数々の事業を展開し、平成27年(2015年)3月の新幹線開業を契      機に黒部宇奈月温泉駅の愛称を「裕次郎ホーム」と呼称できるように運動を進      めてこられた。また、この間幾多の困難を乗り越え、令和2年11月、石原プ      ロモーションから「裕次郎ホームの呼称は今後自由に使われて結構です。」と      の報告があった旨聞く。これらの市民有志の皆様の要望に対してJR西日本の      折衝も含め、本市のこれまでの対応を伺う。   (5)黒部市観光振興計画は、合併直後の平成19年度からの5カ年間の第1次計画、      平成24年度からの第2次計画、平成29年度から6年間の第3次計画と推移      してきた。来年度から10年間の第4次計画策定準備を進められているが、策      定委員会の構成及び審議状況を伺う。また、何故10年間という比較的長い期      間の計画となるのか合わせて伺う。   (6)合併直後の市観光振興計画や新川観光圏立ち上げの際に、市内の新たな観光資      源・素材の発掘が喫緊の課題と捉え、YKKセンターパークを核とした産業観      光施設の連携や、生地まち歩き観光ガイド育成、若栗、荻生、浦山、下立等の      まち歩きマップの作成や観光ガイド育成事業を進めてきた。コロナ禍の現在、      活動も控えておられる状況と思うが現状をどう捉えているのか伺う。また、黒      部ルートの一般開放・旅行商品化における「滞在型観光」とこれらの取組を関      連付ける考えがあるのか合わせて伺う。  2 新型コロナ感染症に係る本市の現況及び対応について   (1)提案理由説明で、本市の8月の感染確認数は、1,442人と過去最高を記録      したとあった。8月における感染者数の拡大にかかる動向や最大時の期日、人      数、年齢構成等の特徴を伺う。また、感染拡大に係る要因等をどう分析してい      るか合わせて伺う。   (2)市HPによると、9月6日時点での新型コロナウイルスワクチンの4回目接種      者数は11,307人とあり、先に報告のあった8月16日時点7,683人      と比し20日間で3,624人増と大きく伸びていると感じるが、1回目から      3回目までの接種者数は、それぞれ、503人、451人、296人増に留ま      る。これらの結果をどう分析評価しているのか伺う。また、結果今後の接種対      応・対策等の方向性に影響があるのか伺う。合わせて、10歳未満児の新規感      染の高止まりが続く今、小児接種のPR等をいかに進めるのか伺う。   (3)第7波による感染拡大が顕著になったころから市立保育所の休所や部分休所が      続いた。9月になった今も各保育所の保育士の感染が報告されるが、感染対策      に万全を期し、業務を継続している。そこで保育所における現時点での感染対      策やこれに伴う保育状況を改めて伺う。   (4)小中学校の現状について伺う。2学期を迎え、児童・生徒はそれぞれ学校生活      への期待に胸膨らませて登校しておられると思うが、これに応えるためにも万      全な感染対策に取り組んでいただいていると考えるが、その具体的な方策等を      改めて伺う。また、授業や課外活動、部活動等において、制約・制限されてい      る事項があれば合わせてお聞きしたい。   (5)各公民館・総合体育センターの現状について伺う。富山県において感染拡大が      顕著になった際も「富山アラート」は発出されたものの、行動制限を伴うもの      については政府指針同様に発出されなかった。一方、市内各施設も一律な制限      はなかったと思うが、教育委員会関連施設の現況等を改めて伺う。また、これ      らの施設を利用・主催する団体は自主的に事業を縮小したり中止された例もあ      ったと聞くが全体的な状況をお聞きしたい。特に今後開催予定の自治振興会
         公民館主催の区民体育大会の動向をお聞きしたい。   (6)市民病院の現状等について伺う。①黒部市民病院の新型コロナ対応病床は現行      16床であるが、今だ高止まりを続ける「第7波」においても特に問題は生じ      ていないか伺う。②令和2年4月から一般病床を含めて原則面会禁止となった      が、2年半を経過する現在の面会の運用等を改めて伺う。③過日、新型コロナ      の感染後の後遺症に悩む人たちが県内において増えているとの報道があった。      しかしながら、富山県においては専門医も少なく石川県加賀市の病院を受診せ      ざるを得なかったとあった。新型コロナ後遺症に対応できる病院等の県内の状      況が分かればお聞きしたい。④本当に医師がおられない又は少ないのであれば      市民が全幅の信頼を置く新川医療圏の拠点病院である黒部市民病院での開設を      目指しては如何か。 ■3番 谷村一成議員  1 公共施設及び跡地の活用について   (1)令和2年度実施された小中学校跡地活用に係る対話型(サウンディング型)市      場調査の実施結果の概要では、今後の方向性として施設ごとの最適な活用方法      の検討や具体化を続けながら、事業者募集に向けた準備を進めるとのことであ      ったが、その進捗状況を伺う。   (2)8月1日に公共施設等活用の検討に係る対話型(サウンディング)市場調査の      実施が公表された。事前説明会及び現地見学会参加申込み受付も終わり、8月      26日には事前説明会も行われたが、申込み状況を伺う。   (3)今回の公共施設等活用の検討に係る対話型(サウンディング)市場調査は、旧      小中学校施設については2回目の開催となるが、その理由を伺う。   (4)旧小中学校及び既に移転新築当初から解体が予定されている石田こども園の敷      地の活用について、所在する自治振興会や近隣住民とは協議したのか?してい      ないのであれば、する予定はあるのか?予定があれば、その時期は?   (5)8月2日から9月22日を意見募集期間とし、公共施設活用の検討に係るアン      ケート調査を行っているが、現時点の応募状況を伺う。   (6)公共施設等活用の検討に係る対話型(サウンディング)市場調査及びアンケー      ト調査後、施設及び跡地活用までの計画を伺う。  2 マイナンバーカードの交付率向上について   (1)マイナンバーカード交付率向上のために、マイナンバーカードの申請サポート      として顔写真の無料撮影サービスや休日窓口の開設に加え、地域や団体、企業      に職員が出向き、写真撮影から申請までを一括して受付を行う出張申請受付を      今年6月1日から制度化して実施されているが、その状況と成果を伺う。   (2)マイナンバーカードがなかなか普及しない理由をどのように捉えているか伺う。   (3)マイナンバーカード普及促進のために、今後どのような取り組みが必要と考え      ているのか伺う。   (4)今年度末までにどの程度を目指しているのか、目標設定が必要と考えるがどう      か。また、どのように達成するのか、考えを伺う。 ■4番 中野得雄議員  1 地域農業について   (1)米価下落・資材高騰・燃料高に対する当市の農業支援対策について伺う。   (2)中山間地直接支払金制度に加入できない、同一町内の実態を把握しているのか、      また、加入困難地区での市単独支援を行って頂きたいが如何。   (3)今年、布施山地区での放棄田を活用した「ひまわり」栽培が大好評だったが、      駐車場等の安全対策も地域では課題となった。市側の協力体制について、今後      協議・検討頂けないか伺う。また、隣接しているくろべ牧場とのコラボを行い、      更に人を呼び込む施策を考えては如何か併せて伺う。   (4)今後、中山間地区で市外・県外からの移住希望者があった場合、当市はどの様      な支援体制を準備しているのか伺う。  2 第2次黒部市総合振興計画後期基本計画等について   (1)市民が自由に参加できる「黒部市未来会議」を開催し、出された意見を総合振      興計画後期基本計画に取り入れるとしているが、これまでに3回開催されどの      様な意見が出されたのか伺う。また、総合振興計画後期基本計画に反映する考      えはあるのか併せて伺う。   (2)市長は、選挙戦において様々な公約を掲げておられましたが、それらについて      も総合振興計画後期基本計画に盛り込むべきは盛り込むべきと言っておられた      が、現時点でそのような検討がなされていない感があるが如何か伺う。   (3)総合振興計画への未来会議での意見や自身の公約の取入れについて市長の考え      を伺う。 ■1番 家敷誠貴議員  1 黒部市総合防災訓練について   (1)今年度の訓練の成果等について伺う   (2)次年度以降の予定について伺う   (3)各地区での訓練実施状況、今後の取り組みについて伺う  2 黒部踊り街流しについて   (1)黒部踊り街流し開催の成果について伺う   (2)次年度以降の開催予定等について伺う  3 商店街街路灯LED化について   (1)本市商店街街路灯のLED化比率について伺う   (2)今後のLED化推進の取り組みについて伺う ■11番 高野早苗議員  1 「おくやみコーナー」の設置について   (1)本市に提出されている死亡届は年間どれくらいあるのか伺う。   (2)死亡や相続に関する手続きの申請書は何種類あるのか伺う。   (3)死亡や相続に関する手続きの現在の窓口対応について伺う。   (4)現在ご遺族にはチェック表をお配りしているが、「おくやみハンドブック」の      ようなよりわかりやすい冊子を作成できないか。   (5)ご遺族が死亡や相続の手続きの負担を軽くでき、窓口業務の時間短縮にもつな      がると考えられる「おくやみコーナー」のようなものを本市で設置できないか      伺う。  2 空家対策について   (1)本市の空家の現状、並びに地区別に違いがあるのか伺う。   (2)本市の「空家・空地情報バンク」の取り組み状況及び成果について伺う。   (3)「第2期黒部市空家等対策計画」にポケットパークの写真が掲載されているが、      全国では特定空家等の解消のため跡地の利活用として「ポケットパーク」事業      に取り組んでいる自治体もある。跡地の利用に対する支援についての考えを伺      う。   (4)本市では老朽危険空家解体補助制度があるが、その周知方法、並びにその実績      について伺う。   (5)「第2期黒部市空家等対策計画」の空家等の有効活用に関する課題として、空      家になってから活用を考えるのではなく、建物が使用されている段階から所有      者に対して、建物の活用等の意識を持っていただくことが重要としている。そ      の一方で、所有者に活用計画がない場合もあり、自治振興会や町内会では空家      等にならないようなアイデアや空家への考えを持っておられると思うので、意      識調査していくことも必要と考える。市として地域の空家に対する意識調査の
         実施の考えについて伺う。   (6)市長は人口減少のストップ策として山、丘、海でそれぞれテレワークをめざす      といわれている。そうした中で空家の有効活用について思いがあれば伺いたい。 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――               開 会 の 宣 告   午前10時00分 ○議長(木島信秋君) おはようございます。  本日、9月定例会が招集されましたところ、出席議員は、定足数に達しましたので、これより、令和4年第5回黒部市議会9月定例会を開会いたします。  これより、諸般の報告を行います。  監査委員から例月出納検査の5月分、6月分及び7月分の結果報告がありました。お手元に配付したとおりであります。説明は省略をさせていただきます。 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                   開    議   午前10時01分 開議 ○議長(木島信秋君) これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、「中野得雄君」及び「大辻菊美君」を指名いたします。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から9月29日までの25日間といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって会期は、25日間と決定いたしました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第3、「議員提出議案第3号」を議題といたします。  本件について、議会改革特別委員会から提案理由の説明を求めます。  議会改革特別委員長、谷村一成君            〔議会改革特別委員長 谷村一成君登壇〕 ○議会改革特別委員長(谷村一成君) おはようございます。ただいま上程されました、「議員提出議案第3号」について提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。「議員提出議案第3号」は、黒部市議会委員会条例の一部改正についてであります。本年11月1日より、黒部市議会議員の定数が18人から17人になることに伴い、本条例について常任委員会の所属及び委員定数に関して、所要の改正を提案するものであります。  現行の規程では、常任委員会の複数所属が可能であり、実際の運用と齟齬が生じるため、一人が一つの常任委員会に所属する規程に改め、委員定数については、生活環境委員会の委員定数を6人から5人に改正するものであります。これまで、常任委員会のあり方については予算決算特別委員会のあり方と合わせて全議員による、議会改革特別委員会において議論を重ねてまいりました。結論として、現行の3つの常任委員会を維持した上で、委員会の審査の充実及び委員会活動の活性化を図ることとしたのであります。  以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。           〔議会改革特別委員長 谷村一成君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) これより、「議員提出議案第3号」について、質疑を行います。  質疑はありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております、「議員提出議案第3号」については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託は、省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、「議員提出議案第3号」については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。討論は、ありませんか。               〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。  これより、採決を行います。  「議員提出議案第3号 黒部市議会委員会条例の一部改正について」を起立により採決いたします。  本件については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(木島信秋君) 起立全員であります。  よって、「議員提出議案第3号」は、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第4、「議案第58号から議案第65号まで」、「認定第1号から認定第11号まで」及び「報告第11号から報告第13号まで」、以上、22件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長、武隈義一君。                〔市長 武隈義一君登壇〕 ○市長(武隈義一君) おはようございます。本日ここに令和4年第5回9月定例会を招集いたしましたところ、議員各位のご参集を賜り、市政上の重要諸案件につきまして、ご審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。  議案の説明の前に、諸般の状況等について申し述べます。  初めに、新型コロナウイルス感染症の状況についてであります。  国内においては、3回目ワクチン接種による免疫の減弱やウイルスのBA.5系統等への置き換わりなどにより、感染拡大に歯止めがかからず、世界保健機関の集計では、先月8月8日から1週間の国内新規感染者数が139万5,301人に上り、4週連続で世界最多となるなど、これまでに経験のない感染拡大「第7波」に直面しております。  県内においても、7月下旬以降、感染者数が増加傾向となり、県は7月27日に新型コロナ感染拡大警報「富山アラート」を発出し、感染拡大の再点検や再徹底を呼び掛けるなど対策は講じておりますが、8月18日には一日当たりの感染者数が2,508人とはじめて2,000人台を記録するなど、未だ収束が見えない状況となっております。  市内においても同様に、7月下旬から感染確認数が増加傾向に転じ、8月の感染確認数は1,442人と過去最高を記録した状況であります。  市民の皆さま方には、これまでの感染拡大時に対処してこられた知見等を活かし、感染防止対策のさらなる徹底や高齢者等のワクチン4回目接種、また若い世代の方々の3回目接種などを活用いただき、感染拡大の収束に向け、一層のご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。  次に、防災・減災への備えと危機管理について申し上げます。  昨年11月に本市と姉妹都市提携を締結した宮城県大崎市では、7月15日から16日にかけての大雨により、市内を流れる名蓋川の決壊による緊急安全確保の発令や760棟を超える家屋への浸水や土砂崩れが発生するなど、甚大な被害が発生したところであります。  姉妹都市提携及び災害相互応援協定を締結している本市といたしましては、災害対応に従事させるべく7月20日から8月10日までの間、都合9名の職員を応援派遣したところであります。  今回の大崎市の被災にあっては、私自身、木島信秋市議会議長とともに8月9日に大崎市を訪問し、伊藤康志市長、関 武徳市議会議長へお見舞いを申し上げるとともに、被災現場等の視察を行うことができました。この中で、河川の決壊や溢水による建物等への浸水被害や農地被害を目の当たりにし、改めて自然災害の怖さ、また国や県、市といった河川管理者相互の連携の大切さを実感したところであり、黒部に戻り、早速関係機関等との連携状況について確認を行ったところであります。その結果、充分な連携体制のもと河川管理が行われていることを確認したところであり、私と庁内担当職員との情報伝達について、今一度確認を行ったうえで、これからの本格的な台風シーズンの到来に向け、万全の備えを期してまいりたいと考えております。  また、派遣した本市職員にあっては、災害対策本部の運営や被災家屋の罹災状況調査など、まさに現場ならではの貴重な経験を積むことができたと考えておりますので、まずは庁内で報告会を開催するなど、実地での経験について職員間で共有していくよう指示したところであります。  加えて、8月21日には、3年ぶりの本格開催となる「市総合防災訓練」を桜井小学校を主会場として実施いたしました。呉羽山断層帯を震源とする地震災害を想定し、災害時に必要な避難行動及び情報伝達、コロナ禍における避難所運営などが適切に行えるよう、本市と地域住民が一丸となって取り組んだところであり、訓練にご協力を賜りました三日市地区自主防災連絡協議会をはじめ、関係団体の皆さまには、深甚なる敬意と感謝を申し上げる次第であります。  市といたしましては、今後ともデジタル化した防災行政無線やケーブルテレビ等を活用した気象情報・防災情報の早期伝達や、危険個所のパトロール等に努めてまいりますので、各ご家庭におかれましても、「避難」の意味、つまり「難」を「避ける」こと、ご自身の命を守ることを第一優先に、ご自身の安全を確保する方法を確認するなど、今一度、災害への備えを確認いただくようお願いいたします。  次に、姉妹都市スドウェスト・フリースラン市への親善訪問について申し述べます。  先月8月27日から今月9月2日までの行程で、私と市議会を代表された木島信秋議長とともに、オランダ王国スドウェスト・フリースラン市を親善訪問いたしました。  本市とスドウェスト・フリースラン市は、その前身となる旧スネーク市との間で1970年に姉妹都市を提携して以来、行政、民間、教育、文化といったあらゆる面で交流を深めてまいりました。  2011年には、旧スネーク市が周辺自治体と合併し、スドウェスト・フリースラン市が誕生した後も、姉妹都市の提携は継続いたしておりましたが、諸般の事情により、相互の学生訪問といった交流事業等が中断している状況でありました。  このような中、今回の親善訪問は、スドウェスト・フリースラン市が属するフリースラント州の州知事で、2004年に旧黒部市の市制施行50周年記念式典を契機に来市された旧スネーク市長、アルノ・ブロク州知事が中心となられ、スドウェスト・フリースラン市に黒部市訪問団を迎え、姉妹都市提携が50年以上も継続していることを祝い、両市のこれまでの関係を振り返るとともに、今後も交流を推進していくことを誓うことを目的として招請がなされたものであります。  訪問期間中の8月29日には、スドウェスト・フリースラン市庁舎を表敬訪問し、ヤネヴィツケ・デ・フリース市長との会談や今後の交流促進に係る覚書へ署名し、姉妹都市交流のさらなる深化を誓うことができました。また翌30日には、フリースラント州庁舎を表敬訪問し、アルノ・ブロク知事との会談の場において、今回のご尽力に対し深甚なる敬意と感謝の意をお伝えするとともに、今後の両市の交流促進に向けた協力関する覚書に署名を行いました。  訪問させていただいた行政機関、地域の博物館や民間企業では温かくお迎えいただき、今後の姉妹都市交流にとって大変意義深い親善訪問となったことと考えております。また、スドウェスト・フリースラン市のデ・フリース市長からは、近いうちに是非、黒部市を訪問したいとのお言葉をいただいたところです。  次に、市内における各種行事の再開と今後の予定等について申し述べます。  市内においてはコロナ禍の影響によりこれまで開催が見送られていた行事等が、3年ぶりに再開されております。その一例をあげますと、7月30日には「くろべ生地浜海上花火大会」が、8月には、来年、開湯100周年を迎える宇奈月温泉においてそのプレイベントの一つとなる「宇奈月温泉峡谷花火饗宴2022」や「黒部川・水のコンサート&フェスティバル」、「アクアパークフェスティバル」などが開催されました。また8月6日には、昨年度、新型コロナウイルス感染症拡大により開催が見送られた「黒部伝統芸能創生黒部踊り街流し」を「黒部納涼楽市」と「賑わっしょい くろべ」と連携し、初めて開催いたしました。このほか、市内各地区においても、それぞれに伝統行事や恒例行事が再開されたものと存じます。  依然続くコロナ禍にあっても、地域の伝統文化や芸能、そして地域の催しを途絶えさせることがあってはならないものと考えます。感染状況を注視することはもとより、十分な感染防止対策を講じながら、その都度都度にあった開催方法を検討した上で事業の展開を図り、私たち、またその次の世代へと行事を引き継いでいくことが重要であると考えます。  9月を迎え、これから本格的な芸術・文化、スポーツや行楽の秋の到来となります。本市にあっても、9月12日から25日にかけては「東京2020オリンピックホストタウン記念事業」や10月8日、9日には「黒部シアター」の開催など各種事業を予定しておりますが、感染症対策をしっかりと行い実施してまいりたいと考えております。  次に、観光振興策について、申し述べます。  令和5年の「宇奈月温泉開湯100周年」、令和6年の「黒部ルート一般開放」を控える観光施策に目を向けますと、去る9月2日に「黒部ルート一般開放・旅行商品化準備会議」が開催され、私も委員として参加いたしました。その席上で、通称「黒部ルート」の新名称について、関係自治体・事業者・有識者等で構成された名称策定委員会による選考の結果、「黒部宇奈月キャニオンルート」に決定したことが報告されました。  新名称の決定を受けて、旅行商品造成やプロモーション活動がいよいよ本格化することとなります。  本市が取り組む観光施策においても、これに遅れることなく、「宇奈月温泉開湯100周年」、「黒部ルート一般開放」を絶好の機会と捉え、去る7月26日の村山卓金沢市長との間において意見交換した金沢市との関係も含めて、市民の皆さまはじめ市内外の関係者と連携しながら、観光素材にさらに磨きをかけ、全国の多くの方々に選ばれる地域となるよう努めてまいります。  次に、最近の経済状況について申し上げます。  内閣府が発表した本年4月から6月期の実質国内総生産は、年率換算でプラス2.2%となり、速報値ではありますが四半期ベースでは3期連続のプラス成長となりました。3月下旬に新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」が解除され行動制限がなくなったことにより、個人消費が拡大して全体をけん引した状況にあると分析されております。  また、日本銀行金沢支店が発表した7月の金融経済月報においても、北陸3県の景気について「基調としては持ち直している」と判断され、今年6月の判断「持ち直しつつある」を上方修正いたしました。  一方で、エネルギーや食料品の値上がり、世界各国の金融引き締めによる世界経済の減速、新型コロナウイルスの感染再拡大など、経済回復を阻害しかねない不確実な要素に十分注意する必要があるとの指摘もなされております。  引き続き、各種経済指標や国・県の動向を注視しつつ、市内経済団体や農業及び水産業団体等と情報交換を図りながら、時を逸せず、市民生活並びに事業活動に必要な支援を講ずることができるよう体制を整えることが重要であると考えております。  それでは、提出いたしております議案につきましてご説明申し上げます。  まず、予算関係について申し上げます。  議案第58号は、「令和4年度黒部市一般会計補正予算(第3号)」であります。  新型コロナウイルス感染症対策費の追加のほか、原油価格・物価高騰対策や新たに予算化が必要となった事業について所要の経費等を計上しており、補正額は、4億9,662万5千円でありまして、補正後の予算総額を226億9,842万4千円とするものであります。  それでは、歳入歳出予算の補正の概要について申し上げます。  第1に総務費について説明します。大別して三つの項目を計上しております。  大きな項目の一つ目として、主要施策推進費には、ふるさと黒部サポート寄附によりますふるさとサポート基金への積立金を計上しております。  大きな項目の二つ目として、新型コロナウイルス感染症対策費には、「感染症拡大防止対策」と「コロナ禍における原油価格・物価高騰対策」があります。このうち「感染症拡大防止対策」としましては、13事業を計上しております。  1点目として、新型コロナウイルス感染症の自宅療養者や濃厚接触者で、親族等の支援が受けられず、調理や買い出しができなくなった方に対し食料品や生活必需品等を支援する「自宅療養者食料品・生活必需品支援費」を計上しております。
     2点目として、4回目のワクチン接種の対象者に新たに医療機関や高齢者施設・障害者施設等の従事者が追加されたことやオミクロン株に対応したワクチン接種体制確保が必要となったことから、「新型コロナウイルスワクチン接種事業費」を計上しております。  3点目として、小学生及び中学生のインフルエンザ予防接種について、接種1回あたり3,000円を上限に助成する「子どもインフルエンザ予防接種費助成事業費」を計上しております。  4点目として、市内のホテル・旅館に宿泊する観光客に対し宿泊割引1万円分のクーポンを配布し、来訪する観光客の確保を図る「がんばる黒部プレミアム観光クーポン事業費」を計上しております。  5点目として、宇奈月温泉街の宿泊施設や飲食店、土産物屋等の改修、廃屋撤去の取組みに対して支援する「観光拠点再生・高付加価値化推進事業費」を計上しております。  6点目として、くろべ牧場まきばの風特産物流通施設MOOガーデンの空調設備及び網戸の整備費を牧場事業特別会計へ補助する「観光施設等感染症対策事業費」を計上しております。  7点目から12点目までの6事業については、各種公共施設におけるトイレ洋式化工事費及び空調設備整備費を計上しております。  トイレ洋式化工事の対象施設は、市民病院、ふれあい福祉センター、水産物地方卸売市場、公園施設、ふれあい交流館、総合体育センター及び錬成館としており、空調設備整備の対象施設は、ふれあい福祉センター及び宮野運動公園野球場としております。  13点目として、ふるさと黒部サポート寄附によります新型コロナウイルス感染症対策基金への積立金を計上しております。  二つ目の項目のもう一方の取組みである「コロナ禍における原油価格・物価高騰対策」としましては、3事業を計上しております。  1点目として、市内にある私立の保育所、認定こども園、認可外保育施設に対し、給食材料費や電気・ガス・水道等の高騰相当分を支援する「児童福祉施設等感染症対策事業費」を計上しております。  2点目として、飼料等の価格高騰に対応するため必要経費を牧場事業特別会計へ補助する「農林水産業原油価格・物価高騰対策事業費」を計上しております。  3点目として、燃料価格高騰による交通事業者の負担軽減を図るため、運行に係る燃料費の高騰分を県2分の1、市2分の1で協調して支援する「地域公共交通感染症対策事業費」を計上しております。  大きな項目の三つ目として、国際文化センター管理運営事業には、空調等中央監視リモートユニット更新費を計上しております。  第2に民生費について説明します。大別して二つの項目を計上しております。  大きな項目の一つ目として、基金積立金には、ふるさと黒部サポート寄附の社会福祉振興事業基金への積立金を計上しております。  大きな項目の二つ目のとして、保育所・認定こども園施設整備事業には、2事業を計上しております。  1点目として、若栗保育所大規模修繕実施設計業務委託費を、2点目として、旧内山保育所解体実施設計業務委託費を計上しております。  第3に労働費について説明します。労働費は、市内企業の課題解決への寄与や、将来の関係 人口・就職定住者の拡大を目的とした実践型インターンシップ事業費を計上しております。  第4に農林水産業費について説明します。大別して三つの項目を計上しております。  大きな項目の一つ目として、生産指導対策費には3事業を計上しております。  1点目として、経営体の育成や園芸産地の拡大・強化を図るためプランを策定する「稼げる!園芸産地プラン推進事業費」を計上しております。  2点目として、肥料や資材、燃油等の高騰対策として、コスト低減を図るための機械等に対して支援する園芸作物低コスト生産導入促進事業費を計上しております。  3点目として、JAくろべアグリプラザ東店を1次集荷場とした、「KOKOくろべ」への野菜等配送社会実験費を計上しております。  大きな項目の二つ目として、土地改良事業補助金には、前沢地区において大雨等の影響により側壁が倒壊した用水路の緊急修繕整備費を計上しております。  大きな項目の三つ目として、水産物地方卸売市場管理費には、給水管・消火栓配管更新工事費の追加を計上しております。  第5に商工費について説明します。大別して三つの項目を計上しております。  大きな項目の一つ目として、商工業振興事業には、旧宇奈月町商工会館解体事業費を計上しております。  大きな項目の二つ目として、観光振興事業には、黒部ルート一般開放宇奈月温泉開湯100周年に向けた誘客プロモーション事業費を計上しております。  大きな項目の三つ目として、自然公園等整備事業には、12月10日・11日両日に黒部市芸術創造センター「セレネ」で開催が予定されています「国際山岳プラス20(トゥエンティ)シンポジウムin黒部」に対する開催補助金を計上しております。  第6に土木費について説明します。大別して二つの項目を計上しております。  大きな項目の一つ目として、市道改良事業(補助)には、市道吉田4号線吉田踏切新設工事委託費の追加を計上しております。  大きな項目の二つ目として、あいの風とやま鉄道黒部周辺都市施設整備事業には、駅東西連絡自由通路等実施設計業務委託費を計上しております。  第7に教育費について説明します。大別して三つの項目を計上しております。  大きな項目の一つ目として、基金積立金には、ふるさと黒部サポート寄附及び市内企業の篤志寄附の教育文化振興基金への積立金を計上しております。  大きな項目の二つ目として、中学校教材備品等整備事業には2事業を計上しております。  1点目として、篤志寄附によります教育文化振興基金への積立金を、2点目として、「黒部中央ロータリークラブ文庫」図書等購入費を計上しております。  大きな項目の三つ目として、公民館管理運営費には、旧音沢公民館解体実施設計業務委託費を計上しております。  これら補正の財源といたしましては、国庫支出金、県支出金、寄附金、繰入金、諸収入、市債のほか、繰越金を充当することとしております。  繰越明許費は、年度内に完了しない見込みの事業費を翌年度に繰り越して執行しようとするものであります。  次に、特別会計の補正について概要を申し上げます。  議案第59号は「令和4年度黒部市牧場事業特別会計補正予算(第1号)」であります。  家畜飼料等の価格高騰に対応するため飼料等購入費を計上するほか、特産物流通施設MOOガーデンの物品等購入費並びに空調設備及び網戸の整備費を計上しております。  次に、企業会計の補正について概要を申し上げます。  議案第60号は「令和4年度黒部市病院事業会計補正予算(第1号)」であります。  北棟トイレ様式化工事費を計上しております。  次に、条例関係議案について申し上げます。  議案第61号は、「黒部市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について」であり、改正の内容といたしましては、外国人の生活保護受給者が医療を受ける際に、マイナンバーを利用したオンラインでの資格確認ができるよう改正を行うものであります。  次に、議案第62号は、「黒部市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」であります。  国家公務員において、非常勤職員の育児休業の取得要件の緩和及び育児参加のための休暇の対象期間の拡大等の措置が講じられること、また富山県においても県職員及び県費負担教職員の育児休業等に関する条例の一部改正が行われることから、これに準拠することとし、改正を行うものであります。  その内容といたしましては、会計年度任用職員等に係る育児休業の取得要件の緩和等について改正を行うものであります。  議案第63号は「黒部市営駐車場条例の一部改正について」であります。  市営駐車場のうち、新幹線駅第3駐車場について、令和5年4月1日から有料化するため、その基本料金及び加算料金を定める改正を行うものであります。  議案第64号は、「黒部市重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正について」であります。  国の高齢者の医療の確保に関する法律施行令の一部改正に伴う富山県重度心身障害者等医療費助成事業補助金交付要綱の一部改正により、条例の改正を行うものであります。  改正の内容としては、後期高齢者医療制度における窓口負担割合の見直しにより、令和4年10月から同制度に加入する被保険者のうち「現役並み所得者」と「低所得者」以外の「一般所得者」で、一定所得以上がある者について、自己負担額が1割から2割に引き上げとなることから、被保険者のうち、これに該当する重中度心身障害者について、自己負担額の全額を助成できるよう改正を行うものであります。なお、この助成制度は、富山県の「ワンチームとやま連携推進本部」において協議検討されたもので、県内統一で本年10月から実施される予定となっております。  次に、その他の議案について、説明いたします。  議案第65号は、「黒部市道吉田4号線整備事業に伴うあいの風とやま鉄道線黒部・生地間吉田踏切新設工事委託に関する基本協定の締結について」であります。  本市が施行する「市道吉田4号線整備事業」に伴い、同鉄道線黒部・生地間の吉田地内において踏切施設を新設する必要があることから、鉄道事業者との間において、踏切新設工事の委託に関し基本協定を締結するものであり、この締結について、議会の議決をお願するものであります。  次に、認定に付する事項といたしましては、令和3年度の一般会計、特別会計及び企業会計、合わせて11会計の決算について、監査委員の意見を付けて認定をお願いするものであります。  最後に、報告事項といたしましては、「令和3年度決算に係る健全化判断比率等の報告について」及び「専決処分の報告について」が2件の、あわせて3件であります。  以上、本日提出いたしました議案等につきまして、その概要を申し上げました。なお、詳細につきましては、本会議、委員会等でご説明申し上げます。  何とぞ慎重ご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由といたします。              〔市長 武隈義一君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 次に、監査委員から「認定第1号」から「認定第11号」まで、令和3年度黒部市一般会計歳入歳出決算ほか10件及び「報告第11号 令和3年度決算に係る健全化判断比率等の報告について」、審査結果の報告を求めます。  監査委員、浦田教順君。               〔監査委員 浦田教順君登壇〕 ○監査委員(浦田教順君) おはようございます。監査委員の浦田でございます。  私からは、令和3年度黒部市一般会計及び特別会計、並びに病院事業会計、水道事業会計、簡易水道事業会計及び下水道事業会計の各決算について、また、併せまして財政健全化判断比率等について、審査の所見を報告いたします。  まず、各会計の決算審査に当たっては、各行政事務が総合振興計画に即応して実施されたか、また、PDCAサイクルいわゆるプラン・ドゥ・チェック・アクションが健全に回り、事業の成果と課題が整理されているか、さらには、経済性、有効性、効率性についても重きを置き、財政及び業務運営が適正に行われているかについて審査を行いました。  さて、本題に入ります前に令和3年度の経済状況を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の進展に伴い各国で経済活動が再開される中で、我が国の経済も回復の動きをみせましたが、感染再拡大による消費の低迷や世界的な半導体不足により輸出が落ち込んだこと等から、他国に比べ経済の回復に遅れがみられるとの観測も報道されております。  こうした中、本市においては、令和2年度に続き、歳入歳出ともに新型コロナウイルス感染症の影響を受けたところであり、歳入にあっては、令和2年度に実施された特別定額給付金事業費補助金が減少したことで一昨年度に比べ、全体額が減少しております。また歳出にあっても、これを受けた危機事象対策費等の総務費が減少しておりますが、決算額全体としては、コロナ禍前の決算額と比較いたしましても大きな決算額となっております。これは、新たな街づくり、魅力づくりの施策の一環として、(仮称)くろべ市民交流センター整備等の事業展開が着実に図られる等、市勢発展に向けた事業が力強く推進されている結果であると考えております。  それでは、令和3年度一般会計及び特別会計決算についてご報告いたします。  各会計を合わせた決算規模は、予算総額357億8,490万2千円に対し、歳入では319億4,566万8千円と対予算比で89.3%の収入率であり、前年度に比べ3.4ポイント上昇しました。  また、歳出は305億7,906万3千円と対予算比85.5%の執行率であり前年度に比べ2.2ポイント上昇しました。決算額における前年度比較では歳入では1億2,236万5千円、0.4%の減少であり、歳出では5億530万7千円、1.6%の減少でありました。  なお、歳入から歳出を差し引いた形式収支は13億6,660万5千円、翌年度に繰越すべき実質収支額は10億5,140万円の黒字決算でありました。  次に、一般会計の決算につきましては、実質収支で9億1,408万5千円の黒字決算でありまして、この額は標準財政規模135億6,098万3千円の6.7%に相当し、標準といわれる3~5%の範囲内を超えております。  一方で前年度以前の収支の累積である実質単年度収支は、2億8,518万1千円の黒字となっております。  歳入におきましては、地方交付税や市債で増収となった一方、市税、国庫支出金等で減収となりました。  財源別構成では一般財源が54.0%と前年度に比べ3.1ポイント増加し、また、自主財源比率は38.7%と前年度と同率となり、依存財源比率が61.3%と大きく占める構成となりました。  市税の対調定収入率は98.1%と依然として高い水準を保っておりますが、不納欠損として1,084万4千円が処理されております。また、現年度課税分と過年度分を合わせた1億4,247万7千円が収入未済となっております。  税負担の公平性の観点からも、引き続き収納率の向上に努めていただくよう願うものであります。  歳出におきましては、性質別に義務的経費36.5%、投資的経費22.5%、その他経費41.0%の構成となっております。  また、財政指標におきましては、弾力性の指標となる経常収支比率は84.8%となり、前年度から2.9ポイントの改善となりました。  一方で、財政運営の自主性の指標となる財政力指数は単年度で0.62となり、近年は低下傾向にあります。  基金現在高は、37億49万6千円で、うち財政調整基金は17億4,932万5千円となっております。  市債の現在高は、313億4,306万6千円で前年度に比べ3.3%、9億9,507万7千円増加しております。実質公債費比率は10.9%で、起債の発行に際し許可が必要な18%を下回っていますが、市債の現在高が高水準で推移しており、引き続き注視していく必要があるものと考えます。  以上のことより、一般会計については健全財政に向けた取組みについて、なお一層の努力をお願いするものであります。  次に、特別会計について報告します。  国民健康保険事業特別会計の決算収支は、実質収支で1億3,005万3千円の黒字計上で、前年度に比べ7.5%の増加となりました。  一方で、国民健康保険税の対調定収入率は90.6%で、前年度に比べ0.1ポイント増加し、収入未済額は現年度課税分と過年度滞納分を合わせまして前年度に比べマイナス5.8%の6,692万9千円と改善しております。  また、後期高齢者医療事業特別会計の決算収支は実質収支で41万1千円の黒字計上となっており、地域開発事業特別会計の決算収支は実質収支で685万1千円の黒字計上となっております。  その他、発電事業、牧場事業、フィッシャリーナ事業の各特別会計決算収支はそれぞれプラスマイナスゼロとなっております。  発電事業特別会計は、売電収入等で歳出を全てまかなえておりますが、その他の特別会計におきましては、引き続き一般会計からの繰入といった依存度の低下に向け、なお一層努力されるよう望むものであります。  次に、企業会計に移りまして、初めに病院事業会計について申し上げます。  決算規模は、税抜きで総収益124億856万8千円、総費用が117億8,255万7千円で、純利益6億2,601万1千円の黒字決算となりました。  本業の医業収支におきましては、3億8,938万7千円の赤字となったものの、新型コロナウイルス感染症による受診控えの傾向の弱まりから、全身麻酔を含む手術件数や外来患者数の増加等により、前年度に比べますと1億3,526万2千円の収支改善となりました。  また、医業外収支においては、新型コロナウイルス関連の補助金の受入れ等により、全体として黒字決算となったところであります。  今後も、新型コロナウイルスの感染状況を注視しつつ、その対応を確実に進められるとともに、経営状況を的確に分析した経営健全化に努めつつ、地域の基幹病院としての機能向上、並びに医療提供の更なる質の向上に努められるよう期待するものであります。  次に、水道事業会計においては、税抜き決算で、総収益3億4,921万9千円、総費用が3億4,619万6千円で純利益302万3千円の黒字決算でありました。  これは、営業収支で減価償却費の増加等により5,275万4千円の赤字となっておりますが、営業外収支において、一般会計からの補助金5,140万5千円が計上され、全体として黒字決算となったことによるものであります。給水戸数は10,176戸で、前年度に比べ2.2%増加、給水人口は2万4,786人、普及率は70.2%となり、前年度に比べ0.4ポイント増加しております。また、有収率は94.0%と前年に比べ、3.2ポイント上昇し、漏水調査による漏水箇所の発見と修繕により高い水準を保っております。
     今後も老朽管の更新等による有収率の向上に努められ、安全で安心な水の安定供給を願うものであります。  なお、令和4年7月からの上下水道料金改定により増収が見込まれることから、引き続き、一般会計からの繰入金に頼らない安定した事業経営に努められるよう望むものであります。  次に、簡易水道事業会計であります。税抜きで総収益1億2,601万4千円、総費用が1億2,349万5千円となり、純利益251万9千円の黒字決算でありました。  業務状況については、給水戸数は2,239戸で、前年度に比べ0.3%減少、給水人口は5,040人、普及率は99.6%となり、前年度に比べ、同率となっております。また、有収率は83.6%と前年に比べ、2.5ポイント上昇し、漏水調査による漏水箇所の発見と修繕により高い水準を保っております。  今後も有収率の向上に努めるとともに、老朽化が進む施設に計画的な設備投資を行うことで、将来の更新需要に備えられるよう要望するものであります。  また、企業会計として在るべき姿である独立採算による健全な経営基盤の確立を願うものであります。  次に、下水道事業会計であります。税抜きで総収益17億1,310万3千円、総費用が16億7,516万7千円で純利益3,793万6千円の黒字決算でありました。  業務状況については、水洗化人口は3万4,067人、水洗化率94.4%で前年度に比べ、同率となっております。  今後も処理施設内設備の更新及び修繕はもとより、菅渠の整備拡大による下水道の普及促進に努めるとともに、黒部浄化センター内で実施しているPFI方式によるバイオマス事業の更なる発展を願うものであります。  最後に、財政健全化判断比率、資金不足比率の審査結果について申し上げます。  令和3年度の決算にかかる、財政健全化判断比率、資金不足比率及び算定の基礎を記載した書類は、適正に作成されているものと認めました。それぞれの指標や数値は、いずれも早期健全化基準及び経営健全化基準を下回る水準であります。  実質公債費比率につきましては、10.9%と前年より0.7ポイント改善しており、平成24年度以降は、地方債許可制移行基準18.0%未満の水準に定着しております。  引き続き、標準財政規模の推移や公債費等にかかる関連支出の分析を継続して行うとともに、実質公債費比率や高い水準で推移する市債残高に注意を図りながら、公債費等の適正な管理が行われるよう望むものであります。  以上、簡単ではありますが、令和3年度決算審査結果の概要について、報告を終わります。ありがとうございました。             〔監査委員 浦田教順君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。  お諮りいたします。  議事の都合により、9月6日から9日まで及び12日の5日間は、本会議を休会とすることにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、9月6日から9日まで及び12日の5日間は、本会議を休会とすることに決しました。  なお、9月10日及び11日の2日間は、市の休日でありますので休会です。  9月13日は、午前10時開議、会派代表及び各議員による提出諸案件に対する質疑並びに市政一般に対する質問を予定しております。  提出諸案件に対する質疑並びに市政一般に対する質問の通告書は、7日、正午まで提出願います。  本日は、これをもって散会いたします。   散会 午前10時58分...